揺れる

Durbar Square in Kathmandu

2015年4月25日、カトマンドゥ付近を震源とした大地震が起こる。
幸いにも自分自身は、ネパールの極東、イラムでカトマンドゥ行きのバスを待っていたところだったので、ほぼ被害はなかった。

 

レストランで他のボランティア仲間とバスを待ってると…突然の揺れ。
強さ的には…東日本大震災のときの大阪…より少し強いくらい。M3くらい?1分も揺れてなかったとは思うが、周りは大騒ぎ。みんな外に逃げ出し、驚き興奮してる人もいれば、不安にかられてる人もいる。
日本の地震に慣れてるせいなのか、みんなが慌ててるから逆に冷静になれたのか、自分はあの時一番落ち着いてたんじゃないか、っていうくらい落ち着いてた。
…否。みんなが慌ててるのを見てちょっと焦ってた。え?え?なんで慌ててるん?おれも慌てた方がいいん?って。
自分自身、日本でも地震による大きい被害を受けたことがないのが一番の理由かもしれない。

その後便意をもよおし、トイレに入る。そこで地震の2発目がきた。しかし、完全に「最中」だったから、かなり焦った。しかも大きい方。
そこでハッと気づく。ここはネパール。建物のレベルを日本のものと同じやと思っちゃあいかん、と。
もし、この揺れでこの状態で生き埋めになったら…おもしろすぎる…!

まぁ、結局、そんなことはなく、1回目と同じくすぐ収まり、無事トイレから脱出できた。

 

数時間後、カトマンドゥ行きのバスに乗り、しょっちゅう止まったり進んだりを繰り返しながら、翌日の朝にカトマンドゥにたどり着く。
今思うと、あの何回も途中止まってたのは、地震の影響もあったんだろうな、と。

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