やさしさに包まれても

黄金岩

朝から、落ちそうで落ちない金の岩を見にチャイティーヨーへ。

 

バスの中では、(恐らく)流行りの曲のミュージックビデオが流れてたんだが、その中でも驚きやったのが、J-POPやら日本の歌謡曲ぽいのがカバーされてたこと。たぶん曲は絢香…かな?
なんか嬉しいですよ。絢香聞かんけど。

 

キンプンというところに着き、宿をおさる。そこからゴールデンロック行きのバスに乗る。バスの中で、現金が足りないことに気づく。帰り賃ないわ。

まぁ、なんとかなるかなと思い、山の上の
パゴダまでバスで登り、目的のお岩様をおがむ。
ここのパゴダ、途中から裸足にならんとあかんのやけど、床が熱い。太陽光で抜群に温められてる。暑過ぎて、北斗の拳のリン思い出す。

 

わりとすぐ飽きて、帰ろうかと思い、来た道と違う道から下山するバスのバス停に向かう。しばらく歩いてから気づいたが、道を間違えてる。

 

あー

でももうけっこう歩いてきてる。登って来る途中にいくつかバス停あったし、そこまで行けるやろー、と思って歩き続ける。
汗だくで、汗を拭く間もないから、ビショビショ。そして悪寒がし始める。

途中から、現地の青年2人がバスまで案内してくれたんやけど、たどり着いたのは滝。バスではない。
ミャンマー人しかいないくさい。浴びや、言われる。浴びたいさ。そら。でも帰りのバスのこととか、体調が悪くなりつつあることを考えて、断念する。
ええなぁ、と子供達の水浴びを見てたが、ふと我に返り、おれだけバス探しにまた山を彷徨う。

そして、やっとバス停発見。
2時間くらい、山岳民族の民家の間の険しい階段を降り続けてたから、さすがに、1人ガッツポーズ。

バス待ってたら、売店のおじいさんが水買う?と俺の疲れっぷりと汗っぷりを見て良かれと思って声をかけてくれた。
買いたいよ!買いたいけど、運賃すらアレやからごめんと伝えると…「プレゼント(にこり)」。おおおおお!おじいさああああん!好きやああああああ!冷たくて超うまい。冷たくて超うまい。
なんとかお礼をしたかったので、余ってたタイのお金13バーツを差し出すと喜んでくれた。たぶん社交辞令で。

 

バススタッフに、ギリ乗車賃足りんこと(200チャット足りん)を伝えると、まぁええよ、と言ってくれた。わーい。
そして、バスに乗り、山下る途中に乗車賃回収。有り金すべて出すと…他の乗客がいろいろ話し出して、800チャット返ってきた。。。ん?正式には2,500払わなあかんけど、2,300出して、800チャット返ってきて…おおお、優しさ。
情けないなぁおれ、とか微塵も感じず、ただただ感謝してました。

 

夕飯は宿近くの屋台で。風邪ぽいからホットのん、って言ったら、混ぜ麺?と生姜のカレー風味スープ。そして、サービスであたたかいお茶までだしてくれた。

 

今日はミャンマーの優しさ感じたなぁ。

ミャンマー人親切やなぁ、と感じつつ、噛みタバコもミャンマー料理も苦手やし、早く脱出したい。

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